侵蝕-零-
内容紹介
侵蝕1の前。現世に遺跡調査に来ていた幻夢は天体観測中に道に迷い、紛れ込んだ3姉妹を利用して探査を進める事になる。その迷宮は生命進化のシミュレーションをする太古の実験施設で、幻夢はその魔力の源泉を手に入れようとしていた。扉の鍵が分からずに立ち往生している所に、夜の山で迷った3姉妹が入り込む。遺跡は母体に適した生物に反応して起動。それぞれ触手の「胤」を植え付け、各自のコンプレックスを具現化する。次女陽日だけが適性を示した為、迷宮に取り込まれて触手生物との交配実験に供される事となる。幻夢によって助け出され、遺跡での出来事は夢だと思い込む3人だが、次第に日常が侵蝕され、陽日は遺跡に「呼ばれ」て再び訪れる事になる。