さくらシンクロニシティ
内容紹介
麗らかな陽差しが降り注ぐ4月――。妹の『りせ』と二人だけで育った主人公『はるか』は、美しい桜に囲まれた衣通姫(そとおりひめ)学園へ入学する。そこは創造されたばかりの新しい植物と暮らす森――不思議な森の学園だった。『はるか』と『りせ』は幼い頃、自分たちの出生の事情を知るという少女に「わたしたちのお母さんは金色の桜……」と教えられ、それをきっかけに金色の桜と出逢う未来を夢見るようになっていた。そんな二人にとって桜に囲まれた衣通姫学園は初めて出来た故郷のような世界だった。新たな仲間との出会い、幼なじみとの再会、そしてあの時の少女――。『はるか』と『りせ』は科学と自然の混じり合う学園で、ちょっぴり変な日々を過ごしていく。そして、次第に明らかになるの桜の子供(ベイビー)たちの真実とは――?