PrincessFrontier
ストーリー
王国の若き騎士候補生、リュウ・ドナルベインは、 式典の真っ最中、王侯貴族の集う席上で階段に躓いてしまう。
派手にすっ転んで姫様を巻き込んで倒れてしまい、公衆の面前で恥ずかしい姿を晒すことに。
死を命じられてもおかしくない大失態。騎士道不覚悟の不敬罪。 幸か不幸か、無礼討ちという最悪の事態は免れたものの・・・・・・
リュウ・ドナルベインの転落人生は、ここから始まるのである。
そんな彼に下された辞令は、辺境の村で国境警備隊の新任隊長になること。 誰の目から見ても左遷。地理上の任地を見ても文字通りの左遷。
「あの・・・・・・ちなみに、どんな場所なんですか?俺の任地って」
恐る恐る尋ねるリュウに、返ってきた答えは・・・・・・
「空気が美味くて、緑がたくさんあって、あとは・・・・・・そうだな。空気が美味い」
そう。彼の任地は、想像を遥かに超えた田舎村。 必要以上に空気が美味くて、緑が豊富すぎる場所。
「新しい隊長殿ですねっ、お待ちしておりましたっ」
びしぃ!と自分の額にチョップをかます奇妙な敬礼で、 新任隊長のリュウを迎え入れてくれたのは――
明らかに年下の村娘ロコナと、 根っからのむっつりスケベな老人ホメロの2人だけ。
「こ、こんなのウソだぁぁぁぁぁッ!」
アクの強い仲間たちと送る、ファンタジックな田舎生活。 次々に巻き起こる、トラブルとアクシデント。
・・・・・・そしてある日、ポルカ村に謎の貴族少年がやって来る。 態度がデカく、世間知らずで負けず嫌いのお坊ちゃま。
その正体は・・・・・・リュウの左遷の原因となった、あのお姫様だった!
村に伝わるという幻の花を探して、てんやわんやの大騒ぎ。 能天気で平和な、でも本人たちは必死な。
そんなドタバタ辺境物語が、始まろうとしていた。
登場人物
アルエ
テクスフォルト王国の第4王女で王位継承権を持つ少女。
父親は現在の国王で、母親は側室(故人)。
幼い頃から王都とは離れた地で育ち、何一つ不自由の無い暮らしを送ってきた。
高潔で正義を重んじる性格。かなりの負けず嫌い。
庶民暮らしを知らず、もちろん田舎暮らしも知らないため重度の世間知らず。
知らないことでも知ったかぶりしてボロを出してしまう等、かわいいところもある。
ロコナ
村の少女で、辺境警備隊に属する唯一の兵士。
真正直で他人を疑うということを知らない性格。
周囲にウソを吹き込まれて遊ばれるタイプ。
着任前から、近衛騎士団出身の主人公を敬愛しており、神格化している。
そのため、主人公がダラけても「きっとあの行動には深い意味がっ!」などと信じきってしまう。
レキ・ロックハート
神殿から派遣されている女神官。リュウよりも2年ほど早く、辺境に任官している。
生真面目を絵に描いたような性格で、融通がきかない。
冗談が通じずお堅い性格のためか、村人からは少し近寄りがたい存在に思われている。
王都最高峰の学術院「祖龍の巣塚」で主席だったこともある、超エリート。
ミント・テトラ
王都で細々と商売をしている貧乏商家「テトラ商会」の、ただ一人の全権経営者であり従業員。
常に「チャンスを掴んで、一攫千金」と意気込んでいるものの、 経営者としての手腕は微妙で、失敗ばかり繰り返している。
「商いは、細かいゼニからコツコツと」を信条に、金になることならなんでも手を広げようとする、ナチュラルボーン守銭奴っ子。
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Princess Frontier OP動画
Princess Frontier 体験版動画
ちょこっとひとこと
いつものAXL。いい意味で平均点以上には楽しめます。安定感があるというのか何かが足りないというか・・・・・・ただ買って損はないかと思います。オススメです( ´Д`)y━・~~
●Princess Frontier (ErogameScape -エロゲー批評空間-)●
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