☆ストーリー
俺の姉貴、『苗場ひかり』はとにかく凄い。
凄すぎてムカツクくらい、凄い。
勉強は全国模試で一位を取り、運動じゃいくつかの地方記録を持っている。
更にふざけた事に『魔法』まで使える『魔法少女』だから、始末に負えない。
そんな姉貴は学園の代表である『執行者』として任命されている。
学園の代表である『執行者』は一度だけ、学園に『提案』という名の命令を行うことが出来る。
内容は様々だが、学食のメニューを増やすことから、
休みを増やす事まで、何でも『提案』出来る。
そして、運命のその日。
姉貴が全校放送で流した『提案』は常識を逸していた。
「これから、適当に選んだ部活を襲撃するわ!
もしも襲撃されて抵抗しきれなかった部活は、来年度は予算縮小、
最悪廃部になるから。マジでやらないと後悔するわよ?」
魔法少女という事を全く隠してない姉貴。
そんな姉貴が部活を襲撃して、負ければ来年度に部活が残っているか判らない。
明らかに異常な『提案』だが、その提案を学園は受け入れた。
「もしも、負けたくないならあたし以外の魔法少女を
味方につける事ね・・・・・・健闘を祈るわよ?」
笑い声と共に切れる全校放送。
騒然となる学園は当然、姉貴以外の魔法少女に助けを求めた。
姉貴以外の魔法少女。
彼女たちは『ボランティア部』に所属している。
『ボランティア部』は姉貴の襲撃から狙われた部活を守るため、立ち上がる事になった。
当然、そこに所属していた俺も含めて。
こうして、戦いは始まってしまった。
学園にある数多の部活。
その明日は俺達が握っている、握らされてしまった!
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