善悪
内容紹介
家族のために、内なる暴力性を目覚めさせる。
篠木雅哉は4人の女を廃病院に監禁していた。
4人の犯した罪を自ら暴き、断罪するために。
この4人の女は、雅哉の大切な弟と妹が亡くなったことに深く関わっている。
だが、彼女たちはそう簡単には口を割らない。
まともなやり方では彼女たちが何も話さないのならば、強引にでも聞き出してやる。
尋問、拷問、どんな手を使ってでも。
彼女たちを、徹底的に懲らしめるまで――。