淫らな魔法使いと救性主
内容紹介
その昔、魔界の淫魔達が住む『淫魔界』では自由に人間界へ行き、性行為に明け暮れていた。しかし、人間との繁殖行為により次世代の淫魔達の魔力が徐々に衰退していった為、人間界への干渉を禁止し、淫魔達は自分たちの性を管理することで種族衰退を食い止めた。―――時は流れ現代の人間界。平凡、よりもさらに目立たないような学生、九曜 星斗(くよう せいと)は、下校しようと校門をくぐった…………はずだった。だが、目の前に広がるのは見たこともない景色と一人の女性。自分を召喚したと言う『淫魔の女王』ライラの話によるとこの世界…『淫魔界』の淫魔は大昔に「性の管理」を始め、性行為をしなくなり魔法に頼った生活をし続けてきた結果、自分達のことを魔女だと思い込んでしまった。その上、性行為を汚らわしいものだと嫌悪する風習が根付いており、性離れが深刻化している。しかし、本来は淫魔である為、性行為をしなければ命の危険があるのだと言う。そこで大昔のように人間と性行為することの必要性を証明する為に淫魔界で影響力のある2人の魔女へ呪いをかけ、その呪いを解いて見せることで必要性を証明してもらおうとたまたま自分が呼ばれたらしい。状況を深く理解できないでいる星斗だったが、家へ帰る為の選択肢はあってないようなものだった。こうして2人の魔女へ「救済」という名の「調教」をすることになった星斗。果たして、淫魔界を救い無事に人間界へ帰ることができるのか?