ツマ×ヘヴン
☆ストーリー
主人公・三国雄二は浪人生。
それ自体は自分の不徳の致すところだし、
反省してより一層勉学にいそしむ気満々だった・・・・・・のだが。
「家を売るって、ど、どういうことさ?!」
「売るんじゃないよ、もう売ったの。
引渡しは来週だから、あんたも荷物をまとめなさいよ」
両親の海外移住で、いきなり家を放り出されることになった主人公。
しかし、救いの手は差し伸べられる。
「お前、今日から家で暮らすことになったから」
そう、笑顔で、しかも自身たっぷりに言い放ったのは、主人公の兄・雄一だった。
兄は異常に思うほど弟である自分を溺愛していた。引くくらいに。
それに、兄は結婚したばかりで、新居で新婚生活を満喫していたはずだった。
新婚家庭に乱入など、いくらなんでも空気が読めてなさ過ぎだろう。
とは言え他に道もなく、兄の新婚家庭に居候することとなった雄二。
なるべく邪魔しないように・・・・・・と思っても、
あけすけに振舞う兄嫁の精神攻撃(?)は予想以上。
っていうか、もしかして誘ってる?
さらに、隣家の主婦・勝山由香里も無駄なお色気を振りまくいかにも肉食な女性。
しかも、日を置かずにやってくる
御用聞きのおっさんたちは一体何?
そして、地主だか何だか知らないけど、我が物顔でやってくるジジイは何?
戸惑うばかりの新生活、不意に華やいだ身の回りで起こる数々の色っぽい騒動。
兄嫁、隣の奥さん、そして・・・・・・雄二の新生活は、正に波乱万丈?!
これって、天国?それとも・・・・・・?
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