ふりフリ ふつうのまいにちにわりこんできた、フシギなリンジンたちのおはなしおはなし
内容紹介
とある時、とある街・星降り台。そこは不思議な力を持つ、どこからやってくるのかも分からない落下物・ガラクタで有名な観光地。そんな星降り台に住んでる穐 春秋(あき はるあき)は、夏のある夜、下校途中にガラクタが落ちてくるのを見かける。本物のガラクタ手に取ることは、この街に住んでいる人間でもなかなかないチャンス。さっそく春秋は、ガラクタが落ちたと思われる場所へ向かう。そこで見つけたのは、光輝く小さな欠片。その光も春秋が手に取ると同時に失われ、それ以上はウンともスンとも言わない。「まぁ、こんなもんだよね」光を失った欠片をポケットに入れて帰ろうとする春秋。そんな春秋の元に、夜空を横切り落ちてくる光がふたつ。「な、なんだぁ?」光と共に降り立ったのは、おかしな格好をしたふたりの女の子。これが、ガラクタの降り注ぐ街で始まる、さらに不思議なおはなしのはじまりはじまり。