魔女と剣と千の月
内容紹介
シリーズ第二弾「PENDULUM」より後の話。
サーキュラーズの残党も減少し、世界は落ち着きを取り戻したかのように見えた。
だが、ある日突然、純白だったサーキュラーズが漆黒に変化、悪魔と化す。
増大した破壊衝動に任せ、漆黒の悪魔──イヴィライズドたちは瞬く間に世界中にあふれかえった。
サーキュラーズの残党も減少し、世界は落ち着きを取り戻したかのように見えた。
だが、ある日突然、純白だったサーキュラーズが漆黒に変化、悪魔と化す。
増大した破壊衝動に任せ、漆黒の悪魔──イヴィライズドたちは瞬く間に世界中にあふれかえった。
メイガスオーダーは最前線で戦い続けるが、イヴィライズドの勢力に押されていく。
前作ヴァルプルギスの主人公、渡瀬連はその魔力の高さゆえに、サーキュラーズへ、
更にはイヴィライズドへと【進化】しようとしていた。
天王寺沙耶香は、連を封印することで仮死状態にし、悪魔化を食い止めることに成功する。
だが、連の持つ強大な魔力はこの先の戦いに必要不可欠となる。
沙耶香のとった苦肉の策とは……。
「ごめんなさい。あなたを戦うだけの人形にしてしまった……」
培養層の中で、少女──澪はゆっくりと目を開く。
その体のうちに、渡瀬連の魂と魔力を秘めた戦闘人形として。
イヴィライズドを倒すことのみを生きる目標に設定された少女、
渡瀬澪は、仲間たちとともに苛烈な戦いに身を投じてゆく──。