魔王の淫具
内容紹介
空気の読めない言動と残念な容姿のせいでクラスで孤立している尾原紀生。恋人どころか友達もおらず、いつも家と学校を往復するだけの日々を繰り返していた。クラスのリーダーに罵倒され、仲の良かったはずの幼なじみには無視をされ……。華やかであるはずの青春時代は、彼にとっては暗黒でしかなかった。ところが、謎の女性(通称:魔王)と出会ったことから、彼の人生は一気に変わる。魔王は、自分の一族に代々伝わる書物を尾原紀生に読ませることによって、不思議なアイテムを開発する能力を目覚めさせた。それから尾原紀生の日々はバラ色に変わった。尾原紀生は淫らなアイテムで、自分の気にくわない女どもを次々と支配していく。生まれたときから抱えている鬱屈。それによって尾原紀生の心はすでに処置のしようもないほど歪んでいた。どす黒い欲望を思うさま爆発させていく彼を、もはや誰にも止めることは出来なかった。そう。尾原紀生は不思議アイテムを手にすることによって、最強で最悪の男に変貌したのだった。