復讐催眠～月の姫君は服従の夢をみるか？～　 (C：drive./F)

学園都市とは、月帝国との戦争により壊滅した地球政府に代わり、全地球を統治する実質的な政府である。
その学園都市で人望も厚く慕われていた主人公は、突如発生したテロの首謀者として追われる身となってしまう。

両親もテロによって殺され、愛する家族や学園での地位、築いた信頼や仲間たち、その何もかもを失ってしまう。

自分の信じていた正義や信念をすべて奪い尽くされた主人公は、絶望の淵で不思議な少女と出会う。

「力が欲しいか？　この力があれば、お前が真に望む “復讐” ができる。
　さあ、お前こそが真実であり、お前にこそ正義があると奴らに教えてやれ」

不思議な少女より授けられた 『他人を操る催眠能力』 を手に、主人公は自分を陥れた者たちへの復讐劇を始める。

名を変え、顔を変え、それぞれ自分を裏切った少女たちに近づき、復讐を達成していくことになるのだが･･････!?

登場ヒロイン

ロミナ・ベルレアン　CV：ヒマリ
主人公の幼なじみで婚約者。
月帝国を支えるコングロマリットの代表を父に持つお嬢様。
主人公の世話を焼くのが趣味で、強すぎる正義感で突っ走る主人公をいつもハラハラ心配している。
クーデターにより、主人公を裏切らざるをえない状況に追い込まれてしまう。

マリ・ルクレール　CV：東かりん
月世界人である主人公の義妹。主人公の父の親友の忘れ形見。
幼少からずっと一緒に暮らしている主人公のことを、実は異性として愛している。
その思いを知るのは幼なじみのロミナだけである。
クーデター後は、ロミナの元でかくまわれている。

アレクト　CV：咲ゆたか
“百年生” と呼ばれる謎の少女。
クーデターにより追われる身となった主人公を助け、『他人を操る催眠能力』 を授けた。
学園創設からその存在を噂される少女で、“魔女” と呼ばれ恐れられている生きた伝説。
一世紀以上生きているとまことしやかに囁かれている。

ミレイユ・ブリュネ　CV：有賀桃
主人公が所属していた学園騎士団の団長であり、剣術の達人でもある月世界人。
主人公の正義に対する姿勢を潔しと思う反面、「何をして信念と思い生きるのか」 と葛藤を常に抱えている。
それゆえに主人公を裏切る行動を起こすことになる。

アイリーン・アイゼンハワー　CV：サトウユキ
学園の最高権力者。エリートがゆえの過激な選民思想を持つ。
自身も地球人ではあるが、地球人は月世界人によって支配されることこそ正しく美しい姿だと考えている。
このため地球人と月世界人のハーフである主人公を毛嫌いし、気持ち悪いと感じている。