受胎島「どうしてアンタみたいなブサ男に種付けされなきゃいけないのよ？！」　(ルネ)

しかしその年、翔太の人生を一変させる事件が起こる。
課外授業で船に乗った主人公たちは、道中 嵐に見舞われてしまう。
乗員らがボートで脱出を図る中、出遅れた主人公は最後のボートに辿り着くが、そこは主人公を嫌う女子グループや担任の教師が乗り込んでおり、すでに定員オーバーだった。
しかし死にたくない一心で、結局女子たちに拒まれながらも無理矢理ボートに乗り込む主人公。
その結果、途中でボートは転覆してしまう。
気が付くと、廃墟が並んだ小規模な島に流れ着いていた。

･･････絶海の孤島に残された、男一人とクラスメイトたち。
そんな状況の中、この島には女性を蝕むウィルスが存在し、その特効薬が精液であることが判明する。

「こんなキモ男の精液を･･････!?　死んでもごめんだわ！」

嫌悪を露わにするヒロインたち。 しかし、発症して死に至るまでが生理周期と関係しているという事実も分かり、否応なく命のタイムリミットが告げられる。

やがて日が経つにつれて、生理が近づき焦ってたヒロインや発情が抑えきれないヒロインが、一人、また一人と主人公の元にやってくる･･････。

登場キャラクター

如月 麗 （きさらぎ れい）　CV：民安ともえ
主人公をいじめる女子グループのリーダー的存在。小さい頃から主人公と同じ学校の幼なじみで、子供の頃はそれなりに仲が良かったが、とある事件をさかいに男に対して攻撃的な性格になる。その後、自身のカリスマ性から女子グループの中心になった彼女は、取り巻きと共に主人公をいじめるようになった。両親は一流商社マンの父に、著名な料理研究家の母で、家庭を顧みないふたりに放任主義で育てられたため、愛情に飢えて育っている。
遊んでいるように見えるが、いまだ男性経験は皆無。
「あたしに近寄るんじゃないわよ！　……キモ男のくせに」

名越 悠美 （なごし ゆみ）　CV：桜水季
根暗で内気なクラスメイトで、麗の取り巻きの一人。地味で小柄な体型でおとなしい女の子。本来いじめられっこ気質で、過去にもそういった経験はあるが、女子グループの麗に気に入られているおかげで、事なきを得ている。そのせいか、相手に合わせる主体性の無い性格をしており、その場の状況で自分を主張することが少ない。今回の事件に巻き込まれて精神が不安定になっているせいか、主人公の言いなりになってしまう。
「わたしは……みんなと同じで、いいよ……」

比村 愛 （ひむら あい）　CV：市川みぃ
麗の取り巻きの一人で、ガングロ系のギャル。見た目の印象どおりの性格で、主人公のことを露骨に毛嫌いし、いじめにも積極的な実行役。考えることが苦手なので、麗の言うことに素直に従う。
「ちょっとー、コイツマジ、キモいんですけどー？　ってかー、近寄らないでくれるぅー？　ギャハハ」

逢間 志保 （おうま しほ）　CV：伊勢谷智香
主人公のクラスの委員長。役目上、麗が主人公をいじめるのを放置はしないが、あくまでお義理で止める程度であり、むしろいじめられている主人公の態度に問題があると思っている。実は財閥グループの裕福なお嬢様。小さい頃から許婚も決まっているが、かなりの男嫌いであり、結婚は家を守るために仕方のないことだと割り切って両親に従っている。麗や主人公の幼なじみだが小学校以来疎遠になっていた。
「……貴方、もう少し自分の意志を持ったらどうなの？　情けないわね……男のくせに」

当目 晶 （とうめ あきら）　CV：杉原茉莉
主人公のクラスメイトで、引き締まった身体を持つ水泳部。一匹狼気質で、クールで冷めた性格。主人公に対しては特に感情を抱くこともなく、無関心。今まで全てを自分の力でこなしてこれたため、自分の力にかなりの自信を持っていたのだが、ウィルスの進行により許容を越え、乱れていく自分に戸惑っていくことになる。
「別に、興味ないから……苛めにも、アンタにも」

井上 葵 （いのうえ あおい）　CV：水純なな歩
主人公のクラスの担任教師。温和な性格だが、事なかれ主義で押しに弱く、教務に対しても疲れている感じ。婚約者がすでにおり、結婚を控え寿退職まで無難に過ごそうと思っていたので、今回の事態に対してもついていけず、やや無責任でネガティブな発言も多い。
「どうしてこんなことになってしまったの……私は、何もしていないのに……」

一条 静 （いちじょう しずか）　CV：伊東サラ
主人公たちと共に流れ着いた医師。笑顔を絶やさず、理知的で冷静な性格。ヒロインらを襲ったウィルスの存在にいち早く気づき、ウィルスを一時的に抑えるワクチンとして、主人公にヒロインらを犯すことを薦め、自らも主人公と交わりながら、廃墟にあった設備で治療薬の開発を行う。治療薬を作るにあたって、定期的に主人公の精液を採取するためと称して主人公に様々なテクニックを伝授する。主人公に対しての嫌悪感をもっていない、島で唯一の味方。
「この島で唯一の男性である、貴方だけが頼りなの……お願いできる？」