Chanter(シャンテ)-キミの歌がとどいたら-
☆ストーリー
季節は夏。
飯島幹也、三年生の夏。
今まで幹也は、刺激も不満もない生活を過ごしてきた。
大きな事件と言えば、両親が離婚した事くらいだろうか。
それ以外、‘たいしたこと’など何もなかった。
ついぞ変化を求めたくなるのが若さだが、これはこれで、慣れてしまえば心地よく。
暇を潰すように毎日を過ごしていた。
進路も決まらぬまま、一学期が終わろうとしていた。
(主人公いわく)蛮族の血を色濃く残す幼なじみ、香坂千歳。
(主人公いわく)絵に描いたような生徒会長、綾瀬伊吹。
(主人公いわく)胸がないかわりに天から抜群の運動神経を与えられた部活ヘルパー、吉住琴子。
賑やかなメンツに囲まれての毎日は、楽しくもあるし、時に寂しくもあった。
夏休みを前にして、幹也はさらに再会と新たな出会いを体験する。
‘親友’の愛娘にしてもうひとりの幼なじみでもあった新堂桜。
インターハイ級の清楚な美少女、野々原雪希。
幹也の日々はますます華やぐ。
文化祭へのバンド参加。
少女たちとの密なつきあい。
次第に慌ただしさを増していく毎日から、幹也はどんなものを得ていくのだろうか?
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☆ちょこっとレビュー
評価は80点。
テリオスの作品です。いたって普通の学園恋愛ドラマ+バンド。
メインは完全に香坂千歳で最後はちょこっと感動します。
何を書いても基本ネタバレになりそうなので詳しくは書かないですが
個人的にあまり気に入らないところを一点。
ミステリが好きなのですがその中でもあまり好きではない手法が「叙述トリック」。
叙述トリックというのは文章上の仕掛けによって読者のミスリードを誘う手法のこと。
具事件の発生した時間や場所などを示す記述を意図的に伏せるってやつです。
本作ではまさにこの手法が使われています。もちろん伏線もたくさんあるのですが、
いちいちこういった手法を使わなくてもよかったような気がします。
一本道の作品ならありかもしれませんが本作ではヒロインが5人かいるわけで、一人をクリアするとある意味ネタバレになってしまう感じがあります。一応千歳以外のルートはさらっと出てきたりするんですけどね。
ただそれでも評価がいいのは香坂千歳をはじめに攻略したからかもしれません。はじめに攻略するかどうかでたぶん感動の度合いが違ってきます。なので攻略は千歳からがオススメかも。
でも一番好きなヒロインは野々原雪希。かわいすぎ。
学園青春ドラマが好きな人にオススメ。
ぜひプレイしてみてくださいな( ´Д`)y━・~~
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