【大人の教科書】戦国†恋姫BRAVE壱〜四国の鬼若子、長曾我部編〜

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 手に取って楽しめるパッケージ版はこちら ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【シリーズ概要】 『戦国†恋姫』新シリーズ始動！ その名も『戦国†恋姫BRAVE（ブレイヴ）』！ 勇敢に、華やかに、戦場に咲く恋姫たちが、 迫る日の本最大の脅威に立ち向かう！ 舞台は西へ――。 名だたる戦国武将たちの鬨の声が上がる！ 未だ見ぬ勇将・知将が続々参戦！ 四国の鬼若子・長曾我部！ 九州の覇者・島津家！ そして――翻る六文銭の旗印！！ 絶望の果てを越え、英傑たちと共に斬り拓け！戦国乱世！ ━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥…━━・‥… 【物語】 主人公・新田剣丞が現代より転移したのは戦国乱世真っ只中、 ”鬼”の蔓延る、日の本と呼ばれる地だった。 天下布武を謳う織田信長をはじめ、名だたる英傑たちとの出会い。 恋に戦に絆を深めながら、列島全土で繰り返される数多の合戦。 戦友の死を乗り越え、試される覚悟と矜持。 鬼のいない太平の世を創るため「日の本連合」を結成する剣丞と仲間たち。 ――だが、更なる災厄が顕現する。 日の本全てを劫火で焼き尽くさんとする、 異史より現れし存在、”波旬”。 今こそ試される、真なる勇気！ 今度の戦場は霊場の国、四国！ 鬼若子・長曾我部 元親と共に黒鬼に立ち向かえ！ 轟く渦潮は反撃の鯨波――

キャラクター 長曾我部 渚 元親（ちょうそかべ なぎさ もとちか） 土佐弁を話すおどおどした少女。 人と接することを極力避けて、いつも一人で釣りをしている。 記憶のない剣丞を剣ぼうと名付けて、浜の小屋で暮らしている。 その正体は土佐長曾我部氏の棟梁、長曾我部元親。 四国平定を目射していたが失敗。今は失意の中にある。 剣丞との出会いは、”鳥なき島の蝙蝠”を鳥に変え、 少女に大空への憧れを取り戻させることが出来るだろうか。 「よ……ようこそ、土佐へ」 仙谷 鈴果 秀久（せんごく りんか ひでひさ） 記憶を失った剣丞と渚との生活にいつの間にか紛れ込んでいた少女。 性格はとにかく面倒くさがりで、いつも楽できる暮らしを夢見ている。 その正体は稲葉山城の戦いで斎藤家から織田家に下ってきた仙谷秀久。 その後はひよ子の配下としてこっそり目立たないように働いていた。 奔放なふるまいで周囲を混乱させるが、 彼女が素直に自分らしく自由に生きている証。 「ぼくの名前は、鈴果だよ～。面倒くさいから、以下略ってことで～」 斎藤 絆菜 道三（さいとう きずな どうさん） 人呼んで”美濃の蝮（まむし）”。 一介の油売りから身を興し、美濃守護へと成りあがった下剋上の化身。 結菜の母であり、久遠の義母、そして詩乃の元主君。 花魁言葉を操り、人懐こい笑顔を見せるが、隠しきれない妖艶さを漂わせる。 すでに死亡しているはずの絆菜がなぜ今結菜の前に姿を現したのか。 波旬信長との繋がりを覗かせる、その目的とは一体……？ 「……なんとまあ。あの尾張のうつけが、随分と大きゅうに」 三好三人衆（みよしさんにんしゅう） 三好政康、三好長逸、岩成友通。 波旬信長の降臨とともに鬼として復活した三好氏のかつての一族・重臣。 鬼となったことで生来の邪悪さがさらに増しており、 手段を選ばず、剣丞らの行く手に幾度ともなく立ち塞がる。 力押しなだけではなく、小賢しくいやらしい手も打ってくる腹立たしい存在。 「土佐の田舎もんに、儂ら三好の恐ろしさ……とくと教え込んだらんとなぁ！」 波旬信長（はじゅんのぶなが） 自らを第六天魔王、波旬信長と名乗る謎の存在。 加藤段蔵の秘術によって外史より召喚されたもう一人の織田信長。 全てを焼き尽くす地獄の業火を用いて日の本の蹂躙を開始する――。 「第六天魔王、波旬信長。この日の本を焼き、天上天下を討ち滅ぼすものである」 織田 久遠 信長（おだ くおん のぶなが） 天人・新田剣丞の降臨は東海道の弱小勢力に過ぎなかった織田家を、 一躍、戦国乱世の中心へと押し上げた。 久遠自身も人類共通の敵『鬼』と戦うために結成された『日の本連合』の リーダーとして、名だたる有力大名たちを束ねる戦国の盟主となった。 強い意志と聡明さを併せ持つ英雄であるが、 剣丞の正妻として複雑な感情を持て余してしまうこともあり、 その本質は多感な少女であることも確か。 波旬信長の放った炎に包まれて消息を絶っており、その安否に皆が胸を痛めている。 剣丞と久遠は再会することが出来るのだろうか―― 「連合と織田は、お前に任せる。剣丞や結菜を支えて、よく治めよ」 斎藤 結菜（さいとう ゆいな） 久遠の正室であり、剣丞の側室でもある。 しっかり者の姉さん女房で、剣丞も久遠も頭の上がらない存在。 蕩し御免状による新田剣丞への嫁入り制度、所謂『奥』を取り仕切っており、 連合の勢力が増すたびにあとからあとから増える嫁の管理に難儀している。 蝮・斎藤道三の娘として恥じぬ強さを持った戦国の女、結菜。 だが、久遠を失う悲劇は、結菜の気丈さすら打ち砕くに余りあるものだった……。 「はいはい。なんだか、こんな話をするのも本当に久しぶりね」 丹羽 麦穂 長秀（にわ むぎほ ながひで） 織田家家老。米五郎左の異名を持つ久遠の補佐役。 守りに堅い知将で、武勇を誇る壬月とは名コンビ。 普段は穏やかで優しい包容力を感じさせるお姉さんだが、 怒らせると壬月も恐れるほど怖い。 苦境に強く、久遠不在の織田家を懸命に守る。 先読みのお家流を用いる歴戦の織田家重鎮であり優しいお姉さん。 「……お久しぶりです、剣丞どの」 佐々 和奏 成政（さっさ わかな なりまさ） 黒母衣衆筆頭。 織田家の若手、三若の頼りになる（？）リーダー。 戦は正面から正々堂々がポリシー。 いつでも元気いっぱいで猪突猛進だが、ちょっとヘタレなところもある。 和奏ちんは織田家の次代を担う武将に成長出来るか？ 「待ってろよ、剣丞！すぐにボク達が加勢してやるからな！」 前田 犬子 利家（まえだ わんこ としいえ） 赤母衣衆筆頭。 三若のひとりで怪力で勇敢。 性格は明るく無邪気で三若のムードメーカー。 戦では正直すぎて先読みが甘いところがある。 食いしん坊は今作でも健在。 お家の窮地でも犬子のお腹は変わらずマイペースに減り続ける。 「ここが土佐の湊なんだね。わおーん！」 滝川 雛 一益（たきがわ ひな かずます） 三若のひとりで滝川衆を率いる甲賀出身の武将。 飄々としてとらえどころのない性格。 猪突猛進型の三若の中では頭脳派で、周囲の状況を見ることが出来る。 面倒くさがりで怠惰そうなふるまいは相変わらずだが、 今作ではさらに面倒くさがりな鈴果が登場するが……。 「分かんないよー。もう帰っていいかな。いいよね。帰ろう」 木下 ひよ子 秀吉（きのした ひよこ ひでよし） 剣丞隊の最古参。 得物を振るっての戦働きは得意ではないものの、 機転が利いて計算に強く、兵站のスペシャリストとして活躍する。 また人懐っこく明るい性格も彼女を隊になくてはならない存在にしている。 行軍速度を上げるお家流『千成行軍歌』は指揮下の軍勢にのみ効果があるため、 便宜上、大将を務めることが多くなっているが本人は大恐縮している。 だが「地位は人を作る」の言葉通り、成長を見せていく。 「お帰りなさいませ……剣丞さま」 竹中 詩乃 重治（たけなか しの しげはる） 剣丞隊筆頭軍師。人呼んで『今孔明』。 隊の頭脳として政戦両略を司り、参謀として常に剣丞の傍に侍っている。 ただし鮮やかな智謀とは裏腹に目も当てられぬ運動音痴・非力。 また「奥」管理剣丞隊支部でお小言担当。 前作では命の危機に晒されたが、長壁姫の力を宿すことで復活。 ただし虚弱体質や船酔いは改善されていない模様。 「……本当に、似たもの夫婦ですよ。あのお三方は」 長尾 美空 景虎（ながお みく かげとら） 越後長尾家の棟梁にして関東管領。 光璃と並ぶ一人の戦の天才。人呼んで『越後の龍』。 時に冷酷や残酷とさえ見える果断さ、苛烈さも、国や仲間への強すぎる責任感から。 戦国†恋姫最強のツンデレ。 護法五神を召喚する超強力なお家流『三昧耶曼荼羅』を持つが、 訳あって今作では帝釈天らとの縁が断たれてしまう。 彼女の代名詞とも言えるお家流を取り戻すことは出来るのだろうか…… 「……ったく。久しぶりに会った妻の前で、二人っきりになってまでするのが他の女の話ぃ？」 柿崎 柘榴 景家（かきざき ざくろ かげいえ） 越後二天のひとり。 飄々とした性格で「～っす！」が口癖。 長尾家の特攻隊長であり、お家流『昇龍槍天撃』の突破力も凄まじく、 破天荒な主（美空）に付き合って暴走すること多し。 戦うことが大好きで、今作でも積極的に最前線に飛び込んでいく。 初対面の相手でもガンガン距離を詰められるコミュ強でもある。 「御大将ー。もう海、飽きたっすー」 宇佐美 沙綾 定満（うさみ さあや さだみつ） 越後長尾家の宿老にして、老獪な美空の知恵袋。 少女と見紛うほど幼い外見だが、実は年齢不詳。 愛称は”うささん” 今作では詩乃と共に、存分にその知謀を振るう。 「いくら儂でも、出来るものと出来んものがあるわい。年の功を何じゃと思うておる」 小島 貞子 貞興（こじま さだこ さだおき） 越後有数の猛将。 義理堅く頼りになる武士ではあるのだが、一度好意を持った相手への執着が極端で、 刀を鳴らしながら物陰からストーキングしたりしてしまうちょっと困った人。 刀の鯉口を切って戻す事で溜めた力を一気に開放するお家流の威力は凄まじく、 幾度も剣丞の窮地を救う。 「私の名は、小島貞興と申します。どうか……通称の貞子とお呼び捨て下さい」 北条 十六夜 氏政（ほうじょう いざよい うじまさ） 北条家現当主。朔夜の次女。 やさしく誠実な人柄だが、戦国の巨人である朔夜と比較されることも多く、 家督譲りの際には当主の素質に不安を抱く者もいたが、 小田原や奥州の戦を乗り越え、家中の信頼を得ることとなった。 朔夜から譲り受けた一子相伝のお家流『禄寿応穏』は、不死身の力だが その扱いに悩みを抱えている。 「ありがとうございます！北条の兵よ、私に続きなさい！」 北条 朔夜 氏康（ほうじょう さくや うじやす） 関東を本拠地とする北条氏の前当主。 権謀術数とカリスマで強豪ひしめく関東で巨大勢力を築き上げた。 人呼んで“相模の獅子”。 美空や光璃たちからも女狐呼ばわりを受ける奸雄。 今は隠居の身だが、あちこちの騒動に首を突っ込んだりと 自由気ままに暮らしている……ように見せているが。 「剣丞ちゃーん。ウチの子が酷いことばっかり言うんだけどー」 北条 朧 綱成（ほうじょう おぼろ つなしげ） 北条の誇る五色備えの黄備え。 “地黄八幡”として周辺諸国から恐れられている北条家随一の闘将。 朔夜の義妹にあたる。 鬼化した際に調伏により救われて以降、剣丞を盲愛している。 武勇に優れるだけでなく生真面目で面倒見もよいのだが、 恋愛に関してだけはあまりにも初心で乙女であり、その落差が大きい。 「者ども！ 北条黄備え、すぐに出るぞ！地黄八幡の旗の下、この四国の地に敵などおらんっ！」 北条 三日月 氏照（ほうじょう みかづき うじてる） 朔夜の三女にして十六夜の妹。 よく言えば一本気で真っ直ぐ、悪く言えば深く考えない。 姉妹の中では武勇に優れるが、笛の腕前も一級品。 とても姉妹思いで、よき妹であり、よき姉である。 今作では言葉の意味は分からないまでも龍巳と意思疎通するなど 天然コミュ力オバケぶりを発揮する。 「剣丞兄ちゃんは前もすぐ三日月たちの事を好きになってくれたし、剣ぼう兄ちゃんもすぐ好きになってくれると思うぞ」 北条 暁月 氏規（ほうじょう あかつき うじのり） 朔夜の五女。 体躯は幼く華奢で、荒事は苦手であるが、知恵と洞察力を武器に謀略を巡らす。 主に外交面で活躍をすることが多い。 淡々としているが、家族や仲間に対しての思い入れは強い。 配下の”三崎衆（なんかヤバい）”からは異様なほどの崇拝を集めている。 ちょっと頼りない十六夜、危なっかしい三日月のふたりの姉を、 冷静沈着にサポートする。 「……本当に、剣丞の所には不思議な方ばかり集まりますね」 風魔 姫野 小太郎（ふうま ひめの こたろう） ギャル風の出で立ちの北条の忍者集団“風魔忍軍”棟梁。 口調は生意気で主家以外の者を舐めているところがある。 忍びとしては非常に優秀で情報戦には欠かせない存在。 同じ草の小波を一方的にライバル視しているが、あまり相手にされていないらしい。 憎まれ口を叩きながらもせっせと尽くしてくれる、所謂ツンデレ。 ツッコミ担当のはずが、最近なんだか貧乏くじを引きがち？ 「十六夜さまー。姫、元の任務に戻りまーす。こっちはお任せしていいですか？」 伊達 龍巳 政宗（だて たつみ まさむね） 奥州伊達家の若き棟梁。人呼んで『独眼竜』。 型にとらわれない放な戦いぶりには天賦の才を感じさせる。 いろいろとこじらせており、中二病全開な言葉づかいは通訳必須。 刀剣、春画、絵草紙の重度のマニアでもある。 奥州仕置きの後は連合入りを果たしているがその名を全国に轟かす機会と、 かつて死闘を繰り広げた鳳蝶と共に四国上陸を果たす。 「然り！！我が独眼竜の独眼流で送られること、黄泉の彼方で誇るがいい」 佐竹 鳳蝶 義重（さたけ あげは よししげ） 常陸佐竹家棟梁。 儚げな外見とは裏腹に『人鬼』とまで綽名される猛将。 自分を卑下するような言動が多く、表情も乏しく本心が読みづらい。 美空を尊敬し、かつての仇敵・龍巳とも奥州仕置き後は盟友として親交が深い。 その素顔は超がつくほどの被虐嗜好。 戦国†恋姫屈指のド変態である…… 「愚生なぞ、既に人鬼と呼ばれた身。そうして扱われる事こそ、本望に御座います」