魔降る夜の凜 Animation
内容紹介
秋斗の目の前で警官が軽々と持ち上げられる。
警官を持ち上げているのは、異形としか呼べないもの。
テレビとかでしか見たことがない、ハイエナが二本足で立っているような化け物。
おまわりが怖かったときもあったなとしゃべって、笑っている。
秋斗はなにが起こっているのか混乱する。
その間に警官が爪によって胸部の肉を抉り取られた。
放り出された警官は傷が深くて痙攣するのみ。
秋斗も異形に吹っ飛ばされ、床に落ちた。
落ちたそこで、グシャッ、バリバリッ、ゴキッ。
ゴキッ。
と、なにか柔らかくて硬いものを砕くような音が聞こえる。
「やっぱ女の肉がいいよな、柔らかくって」「人の肉がうまくて気持ちいいとか最高だ」横たわった黒とピンクの物体に同じ異形が群がっていた。
ハイエナの顔をした何者かが、くちゃくちゃとガムでも噛むように音を立て、なにかを生のまま貪っていた。
血だらけの女物の服が見えた。
しかしもう女の、人間の形をしていない。
本当にただの肉塊になってしまっていることにも驚愕、混乱。
夢か。
「おい、こいつらも食っちまおうぜ」「男はいらね、まずい」「じゃあおまわりと一緒にするか、それとも殺すか」「くっ……」言葉が出ない。
逃げ出すこともできない。
本当に殺されるしかない。
そんなとき、一階ががらんどうになっているビルの中に涼やかな声が響いた。
「見つけた」化け物達の前に最近転校してきた狼谷凜が立ちはだかる。
「なんだお前は」「あなた達を殺す者よ」「ははははは!! 殺すだ? 笑わせんなよ小娘が! お前はうまそうだからこの女と同じように丸かぶりしてやるぜ!」骨すらほとんど残っていない食べ物から離れ、二足歩行する異形達は牙をぎらりと光らせる。
「狼谷さん逃げろ!」凜は動かない。
そこで倒れた警官が苦しみ始める。
凜の顔が歪む。
警官の身体が変わっていく。
周りにいる異形と同じように。
醜いハイエナの顔になる。
警官だった異形は気分がよさそう。
こいつらの言うとおり女はうまそうだとか、人が食いたいとかとか、警官だった者の言葉とは思えない乱暴な口調に。
そして食い散らかされた女の残り滓である骨などを拾い上げて平らげてしまう。
警官が自分達と同じハイエナの怪物になったことでハイエナ達が勢い付く。
「妖魔は即刻始末する」獣の吠え声を、秋斗は聞いた気がした。
その瞬間凜を中心に強い風が発生する。
「ちょっと待てこのガキ! 降魔師!?」「狼だ! 狼の降魔師! て、ことはまさかっ……」凜というより凜の背後を見て、ハイエナ達がたじろぐ。
凜が手をかざす。
まるで宙に見えない鞘が存在して、そこから刃を引き抜くみたいに。
凜の手には一振りの刀が握られていた。
銀色の刃が僅かに差し込んでくる光に照らされて鈍く輝く。
「か、刀だ! やっぱりこのガキ、銀刃(ぎんじん)の狼──」言い終わらないうちになにも知らない警官だったハイエナが凜に飛びかかっていた。
凜の姿が掻き消える。
突進したハイエナの前に現れて刀を振る。
ハイエナの死角から銀光が走る。
秋斗の目では太刀筋は捉えられない。
刀で薙いだことだけはわかった。
直後、ハイエナが上半身と下半身が別々になって倒れた。
そして煙を上げて消えていく。
凜はそれに向かってごめんと小さく言った。
「速い! 銀刃の狼、こいつマジ化け物だ!」「化け物はあなた達よ」凜が新たなハイエナの前にいた。
また銀の一閃。
異形が真っ二つになり、地面に崩れ落ちる。
警官を一撃でやった怪物を、銃すら握り潰していた怪力な相手を、赤子の手を捻るように易々と片付けていく。
警官を入れて七体もいた化け物は、あっという間に残り一体になってしまった。
また凜が刃を振るおうとしたとき、新手が現れる。
「役立たずで使えないわねぇ」「今度はライオン!?」闇の中から姿を現したのはライオンの顔をした化け物だった。
二メートルを易々と越えている。
傍にいるハイエナが可愛く見えるほどだ。
「獅子原さんヤバいっす! あいつ銀刃の狼っす!」「言うこと聞かないお馬鹿さんはいらない。
騒がしいから黙りなさいっ」「ぐわぁっ!!?」ハイエナの首が吹っ飛んだ。
「……自分の仲間っぽいのに、殺すのかよ……!?」「あら、人間じゃない。
この子、あたしへのプレゼント?」明らかに声は男なのに、オネエ口調の異形が秋斗をじっとりと眺めた。
そしてにやりと笑みを浮かべた。
「あんた達同じ制服ねぇ。
知り合い?」「答える義務はない。
お前にはここで死んで貰うから」凜がすぐさま飛び出し、ライオンと激しく衝突した。
先ほどハイエナ達をあれだけ圧倒した凜だったが、今度は勝手が違った。
ライオンに押され、負傷する。
そしてとどめを刺されそうに。
秋斗は頭が真っ白になって気が付いたら飛び出していた。
凜とライオンの間にその身を投げ出し、凜に抱きついた。
秋斗の背中が爪で引き裂かれた。
「あらぁ、やっぱりいい展開になったわねぇ」「く……っ、余計なことをっ……」「ハァハァッ、大丈夫。
いてて……っ、生きてるから」「大丈夫じゃ……ないっ。
あとで、ちゃんと……殺す、待ってて」こうして秋斗は妖魔ウイルスに感染してしまう。
感染すると警官と同じように妖魔になってしまうはずだったが、幸運なことに秋斗は人間のまま妖魔にもなれる覚醒者という存在の資質があった。
一週間妖魔化を耐えることができれば覚醒者となる。
耐えられなければ妖魔になってしまう状況。
特に男の場合は性欲が暴走して妖魔化してしまうらしい。
これを防ぐには、増大する性欲を解消するしかなかった。
凜は巻き込んだ責任を感じて秋斗と同棲を始める。
初めは秋斗が妖魔になればすぐに命を奪うべく監視の目的でいたが、次第に秋斗に惹かれていき……。
妖魔ウイルスによって秋斗の精液が媚薬化し、さらに大増量!秋斗とのセックスで凜はボテ腹アヘ絶頂は必至!?果たして、二人はセックス三昧の日々を送りながら一週間持ち堪えることができるか!?秋斗は凜をエッチで口説き落とせるか!?
警官を持ち上げているのは、異形としか呼べないもの。
テレビとかでしか見たことがない、ハイエナが二本足で立っているような化け物。
おまわりが怖かったときもあったなとしゃべって、笑っている。
秋斗はなにが起こっているのか混乱する。
その間に警官が爪によって胸部の肉を抉り取られた。
放り出された警官は傷が深くて痙攣するのみ。
秋斗も異形に吹っ飛ばされ、床に落ちた。
落ちたそこで、グシャッ、バリバリッ、ゴキッ。
ゴキッ。
と、なにか柔らかくて硬いものを砕くような音が聞こえる。
「やっぱ女の肉がいいよな、柔らかくって」「人の肉がうまくて気持ちいいとか最高だ」横たわった黒とピンクの物体に同じ異形が群がっていた。
ハイエナの顔をした何者かが、くちゃくちゃとガムでも噛むように音を立て、なにかを生のまま貪っていた。
血だらけの女物の服が見えた。
しかしもう女の、人間の形をしていない。
本当にただの肉塊になってしまっていることにも驚愕、混乱。
夢か。
「おい、こいつらも食っちまおうぜ」「男はいらね、まずい」「じゃあおまわりと一緒にするか、それとも殺すか」「くっ……」言葉が出ない。
逃げ出すこともできない。
本当に殺されるしかない。
そんなとき、一階ががらんどうになっているビルの中に涼やかな声が響いた。
「見つけた」化け物達の前に最近転校してきた狼谷凜が立ちはだかる。
「なんだお前は」「あなた達を殺す者よ」「ははははは!! 殺すだ? 笑わせんなよ小娘が! お前はうまそうだからこの女と同じように丸かぶりしてやるぜ!」骨すらほとんど残っていない食べ物から離れ、二足歩行する異形達は牙をぎらりと光らせる。
「狼谷さん逃げろ!」凜は動かない。
そこで倒れた警官が苦しみ始める。
凜の顔が歪む。
警官の身体が変わっていく。
周りにいる異形と同じように。
醜いハイエナの顔になる。
警官だった異形は気分がよさそう。
こいつらの言うとおり女はうまそうだとか、人が食いたいとかとか、警官だった者の言葉とは思えない乱暴な口調に。
そして食い散らかされた女の残り滓である骨などを拾い上げて平らげてしまう。
警官が自分達と同じハイエナの怪物になったことでハイエナ達が勢い付く。
「妖魔は即刻始末する」獣の吠え声を、秋斗は聞いた気がした。
その瞬間凜を中心に強い風が発生する。
「ちょっと待てこのガキ! 降魔師!?」「狼だ! 狼の降魔師! て、ことはまさかっ……」凜というより凜の背後を見て、ハイエナ達がたじろぐ。
凜が手をかざす。
まるで宙に見えない鞘が存在して、そこから刃を引き抜くみたいに。
凜の手には一振りの刀が握られていた。
銀色の刃が僅かに差し込んでくる光に照らされて鈍く輝く。
「か、刀だ! やっぱりこのガキ、銀刃(ぎんじん)の狼──」言い終わらないうちになにも知らない警官だったハイエナが凜に飛びかかっていた。
凜の姿が掻き消える。
突進したハイエナの前に現れて刀を振る。
ハイエナの死角から銀光が走る。
秋斗の目では太刀筋は捉えられない。
刀で薙いだことだけはわかった。
直後、ハイエナが上半身と下半身が別々になって倒れた。
そして煙を上げて消えていく。
凜はそれに向かってごめんと小さく言った。
「速い! 銀刃の狼、こいつマジ化け物だ!」「化け物はあなた達よ」凜が新たなハイエナの前にいた。
また銀の一閃。
異形が真っ二つになり、地面に崩れ落ちる。
警官を一撃でやった怪物を、銃すら握り潰していた怪力な相手を、赤子の手を捻るように易々と片付けていく。
警官を入れて七体もいた化け物は、あっという間に残り一体になってしまった。
また凜が刃を振るおうとしたとき、新手が現れる。
「役立たずで使えないわねぇ」「今度はライオン!?」闇の中から姿を現したのはライオンの顔をした化け物だった。
二メートルを易々と越えている。
傍にいるハイエナが可愛く見えるほどだ。
「獅子原さんヤバいっす! あいつ銀刃の狼っす!」「言うこと聞かないお馬鹿さんはいらない。
騒がしいから黙りなさいっ」「ぐわぁっ!!?」ハイエナの首が吹っ飛んだ。
「……自分の仲間っぽいのに、殺すのかよ……!?」「あら、人間じゃない。
この子、あたしへのプレゼント?」明らかに声は男なのに、オネエ口調の異形が秋斗をじっとりと眺めた。
そしてにやりと笑みを浮かべた。
「あんた達同じ制服ねぇ。
知り合い?」「答える義務はない。
お前にはここで死んで貰うから」凜がすぐさま飛び出し、ライオンと激しく衝突した。
先ほどハイエナ達をあれだけ圧倒した凜だったが、今度は勝手が違った。
ライオンに押され、負傷する。
そしてとどめを刺されそうに。
秋斗は頭が真っ白になって気が付いたら飛び出していた。
凜とライオンの間にその身を投げ出し、凜に抱きついた。
秋斗の背中が爪で引き裂かれた。
「あらぁ、やっぱりいい展開になったわねぇ」「く……っ、余計なことをっ……」「ハァハァッ、大丈夫。
いてて……っ、生きてるから」「大丈夫じゃ……ないっ。
あとで、ちゃんと……殺す、待ってて」こうして秋斗は妖魔ウイルスに感染してしまう。
感染すると警官と同じように妖魔になってしまうはずだったが、幸運なことに秋斗は人間のまま妖魔にもなれる覚醒者という存在の資質があった。
一週間妖魔化を耐えることができれば覚醒者となる。
耐えられなければ妖魔になってしまう状況。
特に男の場合は性欲が暴走して妖魔化してしまうらしい。
これを防ぐには、増大する性欲を解消するしかなかった。
凜は巻き込んだ責任を感じて秋斗と同棲を始める。
初めは秋斗が妖魔になればすぐに命を奪うべく監視の目的でいたが、次第に秋斗に惹かれていき……。
妖魔ウイルスによって秋斗の精液が媚薬化し、さらに大増量!秋斗とのセックスで凜はボテ腹アヘ絶頂は必至!?果たして、二人はセックス三昧の日々を送りながら一週間持ち堪えることができるか!?秋斗は凜をエッチで口説き落とせるか!?
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