復讐帝國
内容紹介
身分制度の厳しいケーニクライヒ帝國から離反した人民が、フライハイト共和国を建設した。
コロニー惑星同士である二国間では宇宙戦争が続いている。
共和国は離反の際軍人も多く渡ったことから帝國と同等の戦力を持っており、戦争は小康状態だった。
そんな中で、帝國の若き教官ヴィルフリートは兵士たちの教育を行っている。
コロニー惑星同士である二国間では宇宙戦争が続いている。
共和国は離反の際軍人も多く渡ったことから帝國と同等の戦力を持っており、戦争は小康状態だった。
そんな中で、帝國の若き教官ヴィルフリートは兵士たちの教育を行っている。
……が、ある時ヴィルフリートが率いていた中隊が壊滅してしまう。
軍法会議にてその責任を問われ、結果は10年の禁固刑。軍が定めた連座制度として家族まで罪に問われることに。
絶望するヴィルフリートだが、裏取引を持ちかけられる。
それは共和国のキーマンである、とある軍人二人を帝國側に協力させれば罪は問わないというものだった。
帝國に不信感を抱きながらもヴィルフリートはそれに乗ることにする。
だがその方法は体を使って籠絡するというもので――……。