なまラブ
内容紹介
海の見える街、小夜浜(さよはま)。主人公・榊翔太の通う「私立小夜浜学園」は数年前に男子校と女子校の合併によって生まれた学園だ。お嬢様学校だった時の伝統の名残で、異性間交友は禁止されている。衣替えの終わった10月半ば。秋の終わりを締めくくる学園祭の閉会式で、幼馴染で生徒会長の遠野真冬がこう言い放つ。「本日より、私たちの自由な恋愛を開放します」いつからか疎遠になっていた幼馴染……真面目でちょっとドジな生徒会長・遠野真冬。高嶺の花のピアニスト、だけど時折見える笑顔が意外と無邪気な先輩・東雲紗夜。主人公に一途に想いを寄せる、世話好きでツンデレな義妹・榊望桜。保健室登校のサボり仲間、臆病で人見知りな文学少女・柳ケ瀬琴葉。恋愛禁止の校則はもうない。彼女たちの秘めたる想いが溢れだし、恋の季節が訪れる――。