炎多留III 潮-USHIO-
内容紹介
田舎で育った主人公と武は、近所に住む幼馴染。小さい頃から、何をするのもいつも一緒で田舎の海や山を駆け回って少年期を過ごしていた。主人公には10歳離れた弟の清がいた。一人っ子の武は清を自分の弟のように可愛がってくれていたが、その清は6歳の時病に倒れてしまう。主人公も武も清を励まし、残された清の人生の時間を3人で支えあい精一杯過ごしていく。しかし、2人の願いも空しく清は、主人公が大学受験に向け猛勉強をしている●校三年の夏休みに帰らぬ人となってしまった。傷心の心を抱えながら、大学入学のため東京に出てくる主人公と武。故郷の両親は10年経った今も清の死といまだに向き合えずに、悲しみを押し隠すように肩を寄せあうように、ひっそり暮らしている。主人公は大学を卒業後、ブライダル会社に就職をする。小さい時の武とのある思い出がきっかけで男を愛する事しか出来ない自分を知ってしまった主人公にとって、東京は自分をわかってくれ、そして自由になれる街だった。親友の武もコンクールに入賞する事が出来、宝石のデザイナーとして少しづつ活躍の場を広げながら、私生活はおかしく、楽しく東京での生活を楽しんでいる。会社の上司、田舎でのボーイスカウトに入っていた時の隊長だった先輩、いつも通うフイットネスジムのインストラクター、会社の近所のカフェに勤めるノンケの可愛い店員さん、つい最近まで付き合っていたけど、いい加減さが嫌で別れてしまったゲイバーの店子。 東京に出てきてから知り合った様々な人たちと織りなす青春ストーリー。 『炎多留』はコチラ! 『炎多留II 魂 男子局アナマル秘衝撃スクープ 』はコチラ!