遠望のフェルシス
☆ストーリー
その東に位置するフェルシスの街には、とある教育機関が存在する。
『国立ヴォロミア特殊技能訓練学園』
だが、多くの人々はこの正式名称を知らない。
通称の 『ヴォロミア冒険者養成学園』 の方が、遙かに通りが良いからだ。
冒険者とは、今や各国にとって
最重要の資源 『竜骸(りゅうがい)』 の鉱脈を探索し、持ち帰る者たちだ。
稀少な人材である彼らを、国家のために養成する。
その目的でヴォロミア学園は設立され、多くの若者たちがこの地に集う。
好奇心に従った者たち。一攫千金を夢見る者たち。
先祖からの仕事を継ぐ者たち。そして――未だ見ぬ世界を夢見る者たちが。
様々な遠望を胸に秘めた若者が集うこの学園で過ごす日々は、
きっと楽しくて、忘れてしまった何かを、貴方に思い出させてくれるだろう。
――さあ、行こう。
ここではない何処かの、お祭り騒ぎの毎日へ。
サンプル画像
オープニング(OP)デモ動画
感想(ネタバレがあるかもです!)
☆評価 (86/100点)
絵・CG
抜き絵ではない。
良くも悪くもナインテイル。
エッチについて
基本的に一本道なのでほとんどのえっちは1週で回収できます。
つまりハーレム仕様というか処女食いまくりの主人公です。
しかし中身は普通のえっち。
ただロリビッチなマーヤはえっちぃ。
ビッチというか発情しているだけなんですけどね。
ついでソシエ。小悪魔的お姉さま。最高です。
ストーリー、全体的な感想
3Dダンジョン探索RPG。
キャラクター固定のウィザードリーみたいなのを想像してもらえればいいかと思います。
シムテム周りが若干古臭いですが全体的によくできています。
ここから感想を書いていきますがその前にすべてをクリアしたわけではないということ。
本作には大まかにグッドエンド、トゥルーエンドがあります。
グッドエンドはそれぞれヒロインたちのエンド、トゥルーエンドはメインヒロインのエンドになります。
トゥルーエンドをクリアするとエクストラシナリオがプレイでき、これをクリアするとトゥルーエンドのエピローグが見れます。
さらにこのエクストラシナリオをプレイしてからもう一度トゥルーエンドルートをクリアするとアナザーエンドが見れます。
と、かなりややこしく書きましたが何が言いたいかっていうとグッドエンドは攻略していません。
今回攻略したのはトゥルーエンド→エクストラシナリオ→アナザーエンドという攻略だけです。
2週目はさすがにする気が起きませんでした。(時間が経てばまたするかも?)
2週もプレイする気ないよって方はとりあえず自分と同じようにアナザーエンドまで見ればいいかも。
正直クリアするだけで何十時間とかかりますし。
あとアナザーと書いていますが実質、真トゥルーエンドみたいなものなので見といて損はないです。
■システム
システム周りは使いづらいです。かゆところに手が届かない感じ。
またスキップも既読未読の判定ができないようでボタンを押せば全部スキップされていきます。
(プレイしたときは修正パッチVer.1.11を当てていたのですがこの部分は治らないです。)
・ダンジョン
可もなく不可もない3Dダンジョン。闇の日になると暗くなる。
ボス戦や強敵は視覚化されているので逃げることも可能。
キーボードを使わずマウスでプレイしてましたが不便さはなかったかと。
・戦闘
普通のターン制。速さで攻撃の順番が決まります。
それだけでなく前衛後衛(敵味方)という概念があります。
絵にするとこんな感じ↓
相手【後衛】→●●
相手【前衛】→●●
味方【前衛】→☆☆
味方【後衛】→★★★
後衛は遠距離系の攻撃方法がないと攻撃できなかったりと戦う前からいろいろ考える必要があります。ただのターン制ではないので戦略性もあり。
さらに必殺があり、それを行うとアサルトチェインが発生。相手の速さに関係なく味方側全員で攻撃できます。ヒット数が増えるごとにダメージも増えるので一撃必殺になります。というかこれがないとボス倒せない(´・ω・`)
■錬成・エンチャント
魔石というのを使って武器防具に付加能力をつけることができます。特筆すべきは累積ができるということ。
上手く組み合わせれば属性攻撃が効かないなどの効果も得られます。ただ作るの大変です。
■ストーリー
冒険者学校に入ってダンジョン探索をするお話。
しかもそのダンジョンにはある秘密があってっていう。
一応ナインテイルの他作品と世界観が同じみたいですがプレイしていないのでいまいちよくわからず。そのせいかどういう世界か、数ある種族の成り立ちなど本当に授業聞いているみたいに説明が長いです。しっかした世界観があるのだろうなっていうのはよく分かるんですけどね。個人的にはどうでもよかったです。
主人公たちの行動範囲がほぼ学園、街、ダンジョンなため、そういった情報でストーリーを掘り下げたかったというのはよくわかりますが。
それでもストーリー自体はよくできていて、感動できる場面もあります。
特にガーディのお話は正直EDよりも感動します。とてもいい話。
学園ものらしく挫折を繰り返し、成長していくのも王道でありながら楽しめます。
■キャラクター
●アベル・ランベルト
本編の主人公。ジャンプ系主人公のような熱さ。もちろん強い。
仲間(女性?)の機微に敏感でそこがモテる要素でもある。
EDで喋り出した時は驚いた。気づかなかったけれどもしかするともともと声ありだったのかな?
●フランシス・ミラー
本編のヒロイン。トゥルーエンド、エクストラ、アナザーエンド。
ツンデレでかわいいけれどどことなく後半はアベルの熱さがうつっているように感じる。
●ミント・ペリウィンクル
アベルとフランの友人でエルフ。巨乳、お姉さん。
お姉さん的立場だからこそのしんどさがあるせいか、えっち時はしおらしくなってかわいい。
●マーヤ・レイウィンド
アベルのクラスメイトであり、ギルド員の一人。ドラゴンレイス。
見た目がロリなだけで一応成人。性格がいいせいか守りたくなるタイプ。
上でも書いたけれど発情期のマーヤの破壊力は抜群。
あとスキルが便利すぎてメンバーにずっと入れた。
●ローラ・ジョンソン
アベルのクラスメイトであり、ライバルギルドのリーダー。
委員長タイプの騎士様。戦闘では盾役なせいかとても仲間想い。
●レイフ・エリクソン
アベルのクラスメイトで、ローラのお目付役。既婚。
飄々としているけれど熱いときときは熱い。
●近藤 重蔵
アベルのクラスメイトで、一番仲の良い悪友。忍者。
キャラでは一番好き。バカキャラだけど情があつい。
●風織 澄代
ジューゾーと同じく龍国からの留学生。巫女。
イベント自体他ヒロインと比べて少ないけれど妙に迫力がある。世間知らずなところも。
●ソシエ・マガリャン
ヴォロミア学園の自治組織『学生会』の会長。セラフィ。
生徒会長の鏡。それでいてかなりえっちというギャップがたまらない。
●アリューシャ・クーバー
ヴォロミア学園の自治組織『学生会』の副会長。サムライ。
まさに武士。しかしエッチ時は照れまくり。とりあえず強い。
●ベアトリーチェ
学園購買部の店員。デアマシーナ。
毒舌っぷりがいい。特にアベルいじり。
●テラ
アベルたちが迷宮で保護した少女。
物語のキーになる。とりあえずいい娘。いい娘すぎる。
以上。他にもキャラいるけどとりあえずこれで。
探索系RPGが好きな方、素材集めなど作業が好きな方、
なにより時間がある方にオススメしたい作品。
ぜひプレイしてみてくださいな(´・ω・`)_y─┛~~
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