海と雪のシアンブルー
内容紹介
秋の終わりに妹ができた。
海を見たことがない妹だ。
何を話せばいいのか分からないから、妹を連れて海へ行った。
海を見たことがない妹だ。
何を話せばいいのか分からないから、妹を連れて海へ行った。
こうして、僕らの日常が始まった。
***
雪が降る田舎町に住んでいる主人公・青野 志音(あおの しおん)は、
通い慣れた学園をもうすぐ去ることになる。
――『卒業』
卒業後は進学のために上京する。
あと少しだけ一緒に住む妹・青野 七(あおの なな)。
あと少しだけ一緒の同級生・清木 琴羽(すみき ことは)と
萩野 夢(はぎの ゆめ)。
あと少しだけ一緒の後輩・菜畑 いなば(なばたけ いなば)。
あと少しだけ一緒の担任教師・松木 衣良(まつき いら)。
浅いつながりにも深いつながりにも、等しく別れが訪れる。
卒業や上京に向けた準備を通し、志音は自分を取り巻く環境へ別れを告げていく。
その中で再確認する絆、初めて知る想い、やっと気付いたサイン。
故郷を離れる寂しさと、新天地への期待が入り混じった日常を過ごし、
やがてその日を迎える。
これは、志音と彼女たちによる『卒業』の物語――
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※限定特典について
5月13日(木)までにご購入いただいた方のみ、コンテンツ内に同梱されております。
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