闇遊園地でかくれんぼ 〜マタビラキの夜〜
内容紹介
強力な競合の登場によって経営不振に陥り、
閉園の危機に晒されている地方遊園地【つるみくアトラクションパーク】───通称、【つるパー】。
閉園の危機に晒されている地方遊園地【つるみくアトラクションパーク】───通称、【つるパー】。
かろうじて営業はしているものの、
地方の過疎化と少子高齢化でスタッフは少人数かつシニア世代ばかりであり、急な臨時休園を余儀なくされる日も多かった。
そんなある日、半ば諦め気味ながらも行われている求人募集にある屈強そうな男が応募してくる。
男は仲間を連れており、「衣食住をある程度提供してもらえれば自分達で管理してみせる」というその言葉に
経営者は状況打開の可能性を見つけてスタッフの総入れ替えを決意。
遊園地内の管理室を住み込み場所として提供された男達は、
手を加えて居住性を上げ、24時間遊園地の管理と業務改善への着手に乗り出す。
「せめて安定してくれれば」と望んでいたところ、
むしろ徐々に上向いていく業績に大喜びして任せっ切りになる経営者。
しかし彼の与り知らぬところで、【つるパー】は恐ろしい闇遊園地へと変貌を遂げ始めていた───。
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