約束の夏、まほろばの夢
内容紹介
不思議な力を持った少年少女たちの恋と謎に満ちた夏
とある田舎町に住む少年、十河凉太。
夏休み前日、町の神社で舞い踊っている怪しい女の子と出会う。
彼女の名前は神宮りんか。
都会からやって来たというりんかに、涼太は不思議な縁を感じる。
涼太には3人の幼なじみがいる。
彼と幼なじみたちには、彼らにだけ通じる不思議な力があった。
感情を操る能力――
心で会話する能力――
未来を視る能力――
嘘を見抜く能力――
幼なじみ相手にしか使えないはずの能力が、初めて会ったりんかにも通用してしまう……。
そして始まる夏休み。
なにもない田舎町で【観光】と称してうろちょろしているりんか。
涼太とその幼なじみたち――渚沙・星里奈・陽鞠の3人は、
そんなりんかの【観光】に振り回されることに。
いつの間にか、謎など放置して遊び回る涼太たちだったが――
山々に囲まれた小さな町で、不思議な力を持った少年少女たちの、恋と謎に満ちた夏が動き出す。