VenusBlood-RAGNAROK-
内容紹介
かつて天空の大陸ユグドラシルで幾多の戦いを征し、覇王となったロキは、従属神とした【四季の女神】と共に、地上に新たな国家アースガルズ皇国を建国する。それから500年。覇王ロキは姿を消し、彼に皇国の代理統治を任されていた女神オーディンもこの世を去った。間もなく、皇国内の神族と魔族の対立が深刻化。失われた霊格を得て、古の女神や魔王の力を取り戻した者達は、それぞれの大義や野望のため、各地で争闘を始める。神族至上主義と魔族解放───。神魔の相克が織りなす、いつ果てるとも知れない未曽有の戦乱。女神ティルカの後裔として生まれながら、魔族の血を色濃く持って生まれたヴァーリは、神魔統一の志を抱いて挙兵。女神に覚醒した義妹ブリュンヒルデに追われていた最中、覇王ロキと同じ名を持つ少年と運命の出会いを果たす。「お前の器を見せてみろ。神と魔の混沌を呑む覇王の器を───。かつて覇王ロキが、逆境の中から立ち上がり、全てを手にしたようにな」少年ロキから秘宝・聖樹の鍵を託されたヴァーリは、女神を従属神として従え、魔族をも支配する、覇王の道を歩み出した。