鬼性欲
内容紹介
主人公・大河渦(たいがうず)・剛太(変更可)は、普通の学園を最底辺のゴミオタとして卒業した後、とくにこれといって労働に意味を見いだせず、何物にも縛られない生活を続けている「意識高い系ニート」だった。ある日、いつものようにPCとの孤高の対話を続けていた剛太へ、一通の手紙がドアの下から差し込まれた。それは実家でフリーの自宅警備業をしていた主人公への、転属命令だった…。オタク活動とネットでの活動に忙しい剛太ではあったが、逆らっても結局は家から追い出されてしまうのは目に見えていた。選択の余地は……なかったのだ。新しい職――もとい初めての就職先は、親戚のマンションの管理人というひどく退屈なモノだったが、時間だけは豊富にあった。その時間を生かして今まで通りのオタ活動と自慰活動を続けていた。そう。剛太の数少ない長所は、人一倍強い性欲と巨根くらいだったのだが、使い道は自慰くらいしかなかった。そんな中、長時間オンラインゲームをするためにネット仲間からもらった「海外の精力増強サプリ」を服用し始めた途端、強めだった性欲は日常生活が送れないほど激烈に増し、巨根はさらなる巨根へと成長してしまった。どうやらこれは、サプリの副作用であるらしい。だがこのままでは、持てあました性欲の赴くままに女性を襲ってしまうだろう。幸い、性欲とクスリに詳しい知り合いが、自己暗示にも似た催眠術を伝授してくれたおかげで最悪の事態は免れたが、このままで良いはずがない。定期的に自分へ催眠術をかけ続け、性欲を抑制し続けるのにも限界がある。そう。育った巨根を本来の用途に使い、性欲も実践で昇華させるほか無いのだが、面食いな主人公が食指を動かされる女なんか……いたじゃないか。それも、主人公が管理人をしているマンションにいたのだ。まるでアイドルのような容姿の学生会長、湧宮・咲良(わきみや・さくら)。小悪魔的な魅力の双子短大瀬戸・朝日 / 夜露(せと・あさひ / よつゆ)姉妹。OL兼レースクイーンの田の中・絹代(たのなか・きぬよ)、不憫な家出少女辻崎・笑海(つじさき・えみ)。彼女らと無事性交して、性欲と巨根を元へ戻す以外に、剛太が助かる道はないのだ――。