死と彼女と廻る世界-THE END OF THE EVENT-
内容紹介
世界は歪んでいる。
世界には妖魔と呼ばれる幽霊が蔓延り、
人間はいともたやすく傷つけられる。
そんな中、祖父の死をきっかけに、不来方 道(こずかた みち)は、
亡くなった母親の実家である故郷、神北山村へと戻ってくる。
母親の死をきっかけに変わってしまった父親との田舎での二人暮らし。
そんな不格好だけど平穏な生活が待っているはずだった。
世界は正しく歪んでいる。
神北山村は黄泉の扉と呼ばれる扉があり、
少なからず人間に妖魔に影響を及ぼすいわゆる龍脈と称される土地。
そこでは公安妖魔対策庁 神祇省 プルケリマ
三つの組織がしのぎを削っていた。
多くの人間と多くの妖魔の出会い。
多くの人間と多くの妖魔の死。
道は人間と妖魔の抗争に巻き込まれていくことになる。
そして、黄泉の扉が開門され、
全てを無に還すと言われている禍津鵺命が目覚める時――
世界は廻り始める。
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