プリンセスクライシス
内容紹介
――人間、妖精、小人、獣人――
四つの種族が争うことなく幸福に暮らしている辺境の島ローレンシア。
その平和は、かつて大陸からやってきて島を恐怖と絶望で支配した魔王に、
四種族が団結して挑み、激闘の末に辛くも勝利、封印して手に入れたものだった。
それから数百年。
高度な魔法技術に支えられた繁栄の中で、
もはや魔王の脅威もすっかり忘れ去られていたが、
ある日、島全体を揺るがすような地震が起こる。
震源は魔王を封印したダンジョン≪ツヴィンガ≫であり、
これは魔王復活の予兆かもしれないと危惧した四種族は、
結界を作った魔導士の子孫である主人公・ベルナールにその調査を命じる。
調査に赴いたベルナールは、目覚めつつある魔王から
『復活に協力すれば若返らせてやる』
と声をかけられ――その甘美な誘いにのってしまう。
かくしてベルナールは魔王の配下となり、
ふたたび魔王を強固に封印すべく送りこまれる姫たちを
罠にかけようと暗躍を始める……。
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