家神女房 ‐イエガミニョウボウ‐ 〜かさねばこ〜
内容紹介
それぞれの新規アフターストーリーがセットになって『かさねばこ』として登場♪
<残念美人な白狐と同棲始めました。>
大学2年目の夏休み。
主人公は両親から、旅行で家を空ける祖父母の実家の留守番を頼まれることになった。
十年ぶりに訪れた『とします村』――そこは人口百人ほどの、いわゆる超田舎。
ここで一ヶ月、一人で過ごすのか……。
げんなりする主人公を家で出迎えたのは、狐のような耳と尻尾を生やした美しい女性だった。
「お久しお久し。のう旦那さま、あの時の契りは憶えておるかの?」
うかのと名乗ったその女性は、自らを『家神』と名乗り、主人公の妻だと言うが……?
甘えたがりだが健気な家神様と、突然始まった田舎での同棲生活。
それを通して、主人公は『人との絆』『自分のやりたいこと』を見つけ出していく――。
<名無し猫又は神Tuber>
遺品整理のため、主人公は昨年亡くなった祖母の実家があるとします村を訪れる。
そこは人口百人ほどの超田舎。
田舎のボインな美少女との出会いに思いを馳せるも、もちろんそんな上手い話があるわけもなく――。
「んー……おにーさん、もしかして都会の人ー?」
バス停で呆然と立ち尽くす主人公に声を掛けてきたのは、『ねこ』と名乗る猫又の家神だった。
動画共有サイト『神Tube』で自作の動画を投稿している『神Tuber』だと言う彼女は、主人公の祖母の家を守護しているらしく……。
「ねこ、現在ご主人様募集中なの。ねこのこと飼ってくれる?」
自堕落でわがまま、好意的に言うなら甘えん坊。
そんな猫又との、波瀾万丈な同棲生活が始まった――。
<恋する因幡は金髪うさぎ>
恋愛にトラウマを持つ主人公は、ネットで見かけた紹介記事をきっかけに、若くして田舎へと引っ越すことを決意した。
とします村――ここは人口百人ほどの寒村。
老人しかいないこの場所でなら、煩わしい恋愛ごととは無縁のスローライフを堪能できるはず。
しかし主人公が村の習わしにならって新居の契約をした際、『因幡の白うさぎ』を自称する金髪の女の子『いなば』が現れて……。
「今から約一年後。キミは運命の人と出会う」
「因幡の白兎の名にかけて――主人公クン、キミの恋を必ず成就させてみせるっ!」
『縁結びの神様』いなばとの、図らずとも始まった同棲生活。
いなばとの生活を通して主人公は自分の、そして彼女の気持ちに気づき始める――。
☆アフターストーリー概要(※新規追加分)
<残念美人な白狐と同棲始めました。>
とします村に戻り、主人公は晴れてうかのと夫婦となった。
うかのは主人公が買ったVRゴーグルに興味津々。
それからと言うものの、どういう訳かうかのは妙にぼんやりするように……。
そんなある日――主人公が勤務先から戻ると、謎の荷物を持ってうかのが家から出るところを目撃。
一体何をしようとしているのか、気になった主人公が後を付けてみると――。
<名無し猫又は神Tuber>
主人公が村役場の職員になり、正式にとします村に住むことになってからの話。
ついに始まった念願の新婚生活だが、寝々子の浪費癖が発覚。気が付けば家計は火の車に……。
反省した寝々子は再び神Tuberとなり、主人公のためにお金を稼ぐと言い始めたが……。
<恋する因幡は金髪うさぎ>
人間に戻ったいなばと結婚し、とします村で暮らしていた主人公。
しかし十五夜が近づいてきた頃、その影響でいなばの神力が一時的に復活、兎神の身体に戻ってしまった。
久しぶりに起動したLOVEITは、一週間後主人公に新たな運命岐が訪れることを知らせ――。
主人公が浮気するかもと不安になったいなばは、更に仲を深めようと温泉旅行を提案する。
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