☆ストーリー
主人公‘刑部尚也’は、スロット専門店『Bisca』で、寮に住みながら働く、
エリートとは程遠い、どちらかと言えば、駄目な方向の青年。
その彼が仕事に疲れ、寮まで帰る夜道に『彼女』は現れた。
「7日後―貴方を消去します」
どう見ても普通には見えない女の子に唐突にそんな話をされたところで、
信じられるはずもない。
理不尽に消されるその対価、一つだけ…願いを叶えられるそうだが、ますますもって怪しいところ。
それでも、そのまま忘れてしまうには不自然な彼女の存在に、
釈然としないものを感じながらも、その日は彼女を置き去りに、自宅である寮へと帰る。
そもそも、今日だって忙しかった。新人として入ってきたスタッフ‘永畑雛菜’は、
世間知らずのお嬢様みたいだし、育成担当は自分が任される事になった。
そして、同僚のカウンターチーフである‘老原貴代’は、相変わらず今日も、
キツイ言葉を投げかけてきた。
そんな一日を思い出しながら、明日の仕事の為、身体の疲れを癒す為、
いつものように、眠りに就く事にする。
自らが消去されると言われた日まで、後7日―。
Re:Seven~僕が君に出来るコト~
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