君と目覚める幾つかの方法
内容紹介
舞台は近未来の日本。
オートマタと呼ばれるアンドロイドが普及しており、
友人として、恋人として、あるいは労働力として、人々に親しまれ社会に溶け込んでいる。
オートマタと呼ばれるアンドロイドが普及しており、
友人として、恋人として、あるいは労働力として、人々に親しまれ社会に溶け込んでいる。
主人公『伊奈宗介』はオートマタ整備士で、
祖父から受け継いだ店『伊奈モータース』の店長として平穏な毎日を送っていた。
ある日、店先に一人のオートマタの少女が倒れていた。
廃棄処分費を惜しんだオーナーにより不法投棄されたものと判断し回収しようとしたが、
宗介は少女がオートマタに偽装された人間であると気がつく。
少女は両足を失っており、義足ではなくオートマタのパーツを取り付けられるという
不可解極まりない状況で倒れていたのだ。
謎の少女「枚方初音」を保護した宗介は、
人の四肢を切断し売りさばく『人体売買』という闇の深い大事件に巻きこまれていくことになる。
幼馴染みであり警察官の『八雲舞花』、
同じく幼馴染みで義肢装具士でもある『京橋みこと』、
宗介を支えるオートマタ『アイル』と『マキノ』、
宗介の先輩で兄貴分、そしてオネェの『三鷹弥彦』、
舞花の妹で伊奈モータースでバイトしている『八雲由里花』。
仲間たちと共に事件を追う中、
初音の命を狙うオートマタも現れ、事態は混迷を極めていく。