【進化するエロス】虜ノ誓〜仲間のために身体を賭ける処女の仁義〜

◆あらすじ 乙部静果（おとべ しずか）は、先代の乙部組組長の一人娘。 亡くなった親の後を継ぎ、組長の立場になった。 組は先代組長時代に大きく方向転換し、地元密着の便利屋稼業を営んでいて、静果もその流れを受け継ぎ近隣住民とは良好な関係を育んでいる。 学園などで少々浮いた存在なのは否めなかったが、静果には少ないながら気の置けない仲間がいた。 幼なじみでもあり、護衛役としていつも側にいてくれる刀塚冬子（なたつか とうこ）。 世界で活躍するマジシャンの娘で、後輩だけれどもマジックの師匠と慕っている巫希乃（かんなぎ きの）。 組長だと知っても優しく接してくれる先輩、高根沢穂波（たかねざわ ほなみ）。 そして、友好関係にある耶雲組の組長の孫娘であり、現在は近くで看護師として働いている耶雲里緒（やくも りお）。 そんな仲間たちに囲まれ、穏やかな学園生活を送る静果だったが、その平穏が徐々に陰り始める。 静果たちの暮らしている地域では少し前からカジノ招致の話が出ているのだが、 その賛成派と反対派のやりとりに裏社会の勢力が関わっているという噂を耳にする。 幼い頃に映画で見たカジノディーラーに憧れを持つ静果は、カジノ自体に悪い印象はないのだが、 招致前提の強引な地上げなどが行われていると聞き、黙っていられなくなる。 正々堂々とした議論を促すため、組の看板を背負って調停に乗り出すのだが、 その純真な気持ちは大人の悪意に飲み込まれてしまう。 理不尽な賭けに乗せられ不本意な勝負に負けてしまった静果は、住民たちの平和と引き換えに自らの身体を差し出すことに。 容赦無い男たちに弄ばれる日々が続くも、懸命に耐え続ける静果。 しかし男たちの悪意は静果の仲間たちも侵食していく……。

キャラクター 仁義を重んじる若き女子校生組長 乙部 静果（おとべ しずか） CV：日向美紅 乙部組組長 / 私立真純女学園2年生 前乙部組組長の1人娘。数年前に両親を亡くし、立場上・乙部組の組長となった。 組は父の時代に大きく方向転換し、地域に愛される組として「便利屋」のような活動を 行うようになったのだが、静果はその方針をそのまま引き継いで今に至っている。 「組長」と呼ばれることは特に望んでおらず、おしとやかで大人な女性を目指しているが、時折、親分気質が滲み出てしまう。 幼い頃に映画で見たカジノディーラーに憧れを持っていて、学園では「手品同好会」に所属している。 （トランプの扱いなど役に立つかもしれない、という考え） 冬子とは普通の友達として接したいのに、冬子が距離を取ろうとするため、いかにその距離を壊すかいつも試している。 組長の娘・孫娘という同じような立場から、しっかりと自分の目標を達成している里緒を尊敬している。 静果のために生きる、泰然自若な用心棒 刀塚 冬子（なたつか とうこ） CV：鈴華 静果の世話役&護衛役 / 私立真純女学園2年生 家族はおらず、乙部家の離れで暮らしている。 元々は祖父と二人暮らしだったが、彼女の祖父は渡世人で、静果の祖父が組長だったころに一宿一飯の恩義があった、 そして、いざというときは乙部組に恩義を返せと言われていて、祖父がなくなったのを機に、静果の家に引き取られた。 そのため、静果とは小さいころから一緒に育ってきた。 静果の護衛役としての役目を果たすため、様々な格闘技を習っている。 1対1の戦いなら、成人男性とも互角以上に渡り合える力を持っている。また、それとは別に様々な武器の扱いも心得ている。 静果に対してはあくまでも主人と世話役、といった立場で接するようにしているが、静果は幼なじみ&友人として接してくるため、嬉しくも距離感に悩んでいる。 静果と共に「手品同好会」に所属しているが、手品は静果以上に苦手。武器の扱い以外はわりと不器用。 世界デビューを目指している小柄なマジシャン 巫 希乃（かんなぎ きの） CV：砂糖ここのつ 私立真純女学園1年生 両親は有名なマジシャンで、世界中を飛び回っているため、ほぼ一人暮らし。 自分もいずれはマジシャンになろうと思っていて、静果や冬子を誘って「手品同好会」を立ち上げた。 同好会では一番年下だけれども、手品に関しては一番上手で、静果の師匠的なポジションになっている。 明るいお調子者で、コミュ力高め。 行動力があり「思いついたら即実行」がモットー。 悪戯好きで、静果と一緒に冬子に悪戯を仕掛けてはよく怒られている。 かなり器用で、手品道具もだいたい自作している。またイリュージョンのトリックを考えてネタ帳に書きためている。 一人で過ごす事が多いため、よく乙部家に泊まりに来る。 トランプやマジック用のコインは常に持ち歩いている。 物静かで大人びた、文武両道のボウルター 高根沢 穂波（たかねざわ ほなみ） CV：今谷皆美 私立真純女学園3年生 金融系システム会社の社長の1人娘。 父は天才的な才能を持つプログラマーで、彼女もその才能を受け継いでいる。 物静かで落ち着いた性格で、上級生の中でもより大人びた印象をもたれる事が多い。 図書委員をしていて、よく図書室にくる静果と本の話で仲良くなった。 一見、文学少女風の外見をしているためか、スポーツは苦手だと思われがちだが、 陸上部に所属していて棒高跳びで全国大会へも出場している。 同じような理由で数学系も苦手と思われがちだが、大の得意科目だったりする。 名前貸しのような形で、一応「手品同行会」にも所属している。 将来は父の会社を大きくする手助けをしたいと思っている。 苦難を乗り越え、目標を叶えた新人ナース 耶雲 里緒（やくも りお） CV：倉下みすじ 耶雲組組長の孫娘 / 看護師 以前、組同士の勢力争いに巻き込まれ辛い経験をしたが、 気持ちを新たにし、看護師になるという目標を叶えた。 今の勤務先は乙部組の近くにある病院で、実家からは遠く離れているため一人暮らしをしている。 かねてより慕っていた耶雲組の若頭・天宮誠一と婚約し、現在は結婚に向けていろいろと準備中。 耶雲組と乙部組は先代・先々代の組長同士が仲がよかったということがあり、里緒と静果は小さい頃から良く会っていた。 静果とはお互い立場が似ているところもあって、小さい頃から話があい、もう一人の妹のような感覚で付き合っている。 今は近くに住んでいるため、よく静果の家に顔を出している。 天宮 誠一（あまみや せいいち） 耶雲組の若頭。 耶雲清組長に恩義があり、若頭として耶雲組の運営に尽力している。 里緒に対しては兄のようなポジションで見守ってきたが、里緒に告白されて婚約するに至った。 四釜 寿（しかま ひさし） 四釜組組長。 表向き「組」は解散したのだが、実体はそのまま残っていて、 暗殺、非合法の●物の売買、闇カジノなどの裏稼業を手広く手がけている。 そんな流れの中で、魚住不動産会長の慎太郎とは懇意の中になり、 慎太郎のビジネスのために裏部隊として動き、魚住不動産を巨大企業に成長させるのに一躍買った。 魚住 慎太郎（うおずみ しんたろう） 魚住不動産会長。 大手ディベロッパー「魚住不動産」会長。 一見、クリーンな大企業のように見えるが、元々はあこぎな地上げ屋からのし上がってきた男で、 ビジネススタイルも利益を上げるためなら血も涙もない。 好きなモノは金と女。 魚住 寛太（うおずみ かんた） 黒陽学園2年生。 魚住不動産会長の息子。 勉強もそんなにできるわけではなく、コンプレックスの塊だが、親が大物なので、特に成績がよくなくても、 親のコネで名門大学へ裏口入学できることは確定しているる。